2005/10/19 Wednesday 23:22
10月の読書(番外編) 「回転銀河」
最近本を読みたいという欲求があまり沸かないです。読みたい本はあるのですが、肝心の読むという動作が働かない。積読本がどんどん増えていきます。
うーん、何なのですかね…。
そんなわけで、先日に引き続きまた番外編。
回転銀河 4 [bk1] : [Amazon]
海野 つなみ
¥410(税込)・KCKISS・406340563X
美しき悪魔、と呼ばれる双子の天野兄弟。
その片割れ、弟の賢はどんよりとした空の梅雨の日に彼女に出会った――(「雨」)。
他に百花繚乱、グレープフルーツ・マーマレード、クエーサーを収録。
銀河の如く、愛情と友情、そしてあらゆる感情が回り巡る短編集。
漫画にはまったのは中学生の頃。それから恐らく数百冊は読んでいますが、当時も、そして現在も好きな漫画家は誰かと問われれば、海野つなみさんが浮かびます。
今は無い「Amie」という講談社の漫画誌で見たのが初めてでした。
海野さんの漫画は人を好きになることの痛みや辛さ、苦しさや悲しさ等といった、ただハッピーなだけではないマイナスの面が目を逸らされずにきちんと書かれていると思います。
先日発売された回転銀河 4は短編シリーズものの1シーズン終了となる巻。
特に最後の「クエーサー」は同時発売となった「ツナミックス」(短編集)収録の「少年人魚」と一緒に読む方が…というか、少年人魚を先に読むのがオススメです。
収録されている作品群の中で一番好きなのも「クエーサー」なのですが、この紹介を書こうと思ったところで、どう書いてもネタばれになってしまったので止めました。オススメなんですが(でも、読む人を選ぶと思う)。
こちらは本来「Kissの事情」という高校生たちが主人公の短編シリーズの一編なのですが、残念ながら絶版のため入手難。本来ならばシリーズ通して読むと、源さんはアレの主人公で先生は水泳部の副顧問でうんぬん…と数倍楽しめるのですが…。
海野さんの漫画は絶版となっているものがとても多く、非常に惜しいです。 この「Kissの事情」と「Telescope Diaries」なんかは多くの人に読んで欲しいなぁ…と思うのですが、現状ではそれもなかなか難しいことで。
そういえば、前述の「Amie」によく載っていた笹野鳥生さんの漫画も好きだったなぁ(唯一の単行本も持ってます)。
今はもう描いていらっしゃらないのかな…。
ツナミックス 2 [bk1] : [Amazon]
海野 つなみ
¥410(税込)・KCKISS・4063405648
初めて好きになった人は去年のクラスの担任。第一印象は冴えなかったその人は、24歳の生物教師だった――(「少年人魚」)。
- 海野つなみさんの詳細は以下から。
-
- 海野つなみ*Information : ご本人のブログ。お仕事の情報など。
- Kiss on Line : 現在海野さんが主に描かれている講談社の漫画雑誌「Kiss」のサイト。最新刊が立ち読みできます…2ページだけですが(汗)。
- はてなダイアリー - 海野つなみとは : 作品リスト。「流浪の漫画家」て…。
- 海野つなみ 復刊特集ページ : 復刊ドットコムの特集ページ。
comments
- まりこ | 2005/10/20 Thursday 00:42
- 海野さんのは出ている小物、食べ物に影響受けてしまう唯一の漫画(笑
妹は全てのコミックスを持っていて、ファンレターのお返事までもらってます!
私は『ロマンスのたまご』(甘くない学園もの恋愛漫画を初めて読んだ気持ちがします)からでしょうか?
男の子側の本音のセリフにドキッとしました。
復刊ドットコムでもすごい投票数ですから…出版社側が動いてくれないのかな〜と思ってしまいます。。。残念。
以前のコミックスを読みたい方も多いはずなのに…
>前述の「Amie」によく載っていた笹野鳥生さん
知っております!そうですよね〜独特の雰囲気で素敵な漫画を描いてらっしゃいました。なかよし(?)に付録としてついていた漫画がとても印象的だったんですが…単行本未収録だと思います。
「Amie」の復活…は難しいかもしれないですが、雰囲気にあう掲載雑誌が今ないのかもしれないですね。
- トルキー | 2005/10/21 Friday 03:22
- >まりこさま
影響受ける…わかります!ベーグルとかシフォンケーキとか食べたくなります(by Telescope Diaries)。
全部コミックスを持っているとは羨ましいです。私、4冊ほど手に入れておりません。古本が苦手なので、復刊されない限り今後も難しそうですorz
コミックスの方に、海野さん自身も復刊して欲しいと書いていらっしゃいましたが…。
先ほど海野さんのブログを覗いたところ、新しい連載が決まったそうで、今後も非常に楽しみです!立ち読みしようかと迷い中です。
笹野さん、ほんと雰囲気が素敵でしたよね。あの空気感や、人間の描き方が魅力的でした。
Amieといえば、ゴーストハント(いなだ詩穂さん)も未だ新刊を待っているのですが、いつになるんでしょう…。
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