2005/08/25 Thursday 23:58
8月の読書(2) 「D-白魔山」
昨日は飲み会だったトルキーです、こんばんは。健康診断の日に飲み会ってどうなんでしょう(笑)。トルキーは今年も低体重で引っかかりそうです…(BMIが16ちょっとだった)。
さて、今日は読書記録。
D-白魔山 (上) [bk1] : [Amazon]
菊地 秀行
¥500(税込)・ソノラマ文庫・425777049X
D-白魔山 (下) [bk1] : [Amazon]
菊地 秀行
¥500(税込)・ソノラマ文庫・4257770597
雪山に不時着した飛行体の中には貴族の棺が積まれていた。Dは請われてその棺の回収を請け負う。しかし、棺に閉じこめられていた貴族―ギルセン公爵はかの山の中にて既に甦っていた…。
SF系はほぼ読まない私ですが、この吸血鬼ハンターDシリーズだけは全巻持っております。ソノラマ文庫はSFばかり出しているレーベルで、年齢的に合わなくなってきた感が非常に強いのですが(笑)、頑張って購入中。あ、でもこれは中学生などには少々官能的すぎるかも。
それにしても沢山でているなぁ…。
主人公は吸血鬼(この場合はヴァンパイア)と人間とのハーフ(ダンピール)という設定ですが、この吸血鬼という存在にとても惹かれます。
同じ姿形をしながら人間を捕食の対象とし、その手段は吸血で、人を恐怖に陥れる。
その反面、大蒜や十字架に弱く、夜行性で寝所は棺桶。
ドラキュラのモデルとして有名な串刺し公ヴラドやエリザベート・バートリー。後者は若さを保つために処女の生き血の風呂に入っていたという人物ですな。
舞台は今から遠い未来の話。吸血鬼(貴族)が世を支配した後の荒廃した世界。ある目的のために吸血鬼を倒す主人公のDは非常に寡黙でほとんどしゃべらず(代わりに左手が…)、行動は沈着冷静で冷酷とも言えるほど。そして圧倒的に強い。
はっきり言いましてもう予定調和は見えているのですが、なかなかそこまで進まず毎度毎度やきもきさせられます(笑)。「D」というのが何を意味するのか、神祖とは誰なのかなどもう憶測できてしまうのですが、進まない(笑)。しかも、巻が進むに連れて敵はますます強くなる。
まぁ、作者の技量は言うまでもなく確かですので、非常に安心して読むことができるのですけれども。
吸血された人間はまた吸血鬼になるというのが運命ですけれども、その人物の本質は変わってしまうのでしょうか。捕食対象がかつての己の種族に向かう。
人として生を得ながら、人としての時を止め、吸血鬼としての生を得る。それならば、その生はいったい何者なのでしょうか…。
comments
comment form
trackback url
トラックバックは承認制です。言及リンクがない場合には公開致しませんのでご了承下さい。
http://twilightbookstore.org/blog.cgi/237

